代表理事・監督の新会社設立予定についての事前情報開示
代表理事・こうしす!監督の井二かけるです。
私、井二かけるは、個人的な活動として、2019年5月に、IT・セキュリティに関するコンテンツ制作、教育・人材育成を行う合同会社(以下「新会社」)を新たに設立する予定です。
本件は、Open Process Animation Project Japan(以下「当団体」)及びこうしす!プロジェクトに関連する重要な事実と考えられるため、事前に情報を開示するものです。
内容
当団体を法人化するものではありません
この新会社は、当団体を法人化するものではありません。
当団体は今後も存続し、従来通りの活動を行います。
アニメ「こうしす!」の制作体制に変更はありません
アニメ「こうしす!」の制作体制に変更はありません。
アニメ「こうしす!」は、公益性や、オープンコンテンツとしての強みを活かし、今後も、当団体の非営利・非収益事業として制作いたします。
当団体と新会社の関係について
この新会社は、こうしす!を制作する当団体とは独立したものであり、当団体と資本関係等を有するものではありません。
ただし、少なくとも当面の間、私が当団体と新会社の代表を兼任することとなります。
また、今後、税務処理の方針が固まり次第、この新会社が当団体の会員となる可能性や、新会社が当団体の協賛企業となる可能性は考えられます。
当団体と新会社との取引について
利益相反行為や、その他不適切な取引を防止する観点から、原則として、当団体と新会社との取引は行いません。
例外として、会員総会の決議で承認された場合に限り取引を行うことがあります。
この場合、取引金額の合計額が決算書の注記「役員及びその近親者との取引の内容」の「内、近親者及び支配法人等との取引」の欄に記載されます。
以下のような場合が想定されます。
- 広告等の表示を対価として、サーバーの維持管理等の役務を提供する無償取引
- 新会社が他業者よりも安価に役務を提供できる場合の取引
新会社についての詳細
設立する目的
主に個人的に「一度は会社を作ってみたい」という好奇心から設立するものです。
副次的な理由としては以下のような理由があります。
- 受託業務を法人で受託すれば有限責任となるため
- セキュリティ関係の業務を正当業務行為であることを明確にして、法的リスクを低減するため
- 法人格があるほうが会場の確保やテレビCMの放送において有利であるため
合同会社とする理由
特に収益を第一目的としているわけではありませんので、会社法人である必要はありませんでした。しかし、手軽に好奇心を満たすという観点では、一般社団法人やNPO法人よりも、一人で手軽に設立でき、行政手続きが比較的楽であることから、合同会社を選択しました。
事業内容
新会社では、以下の事業に取り組む予定です。
- コンテンツ事業
- IT・セキュリティに関する教育、人材育成事業
- オープンソースソフトウェア開発
- オープンコンテンツ支援事業
- セキュリティコンサルティング事業
- ネットワーク設計・構築
- 非営利団体・地域団体向けWEBサイト制作・運営支援事業
「こうしす!」に関連する部分では、こうしす!の活用の場を広げたり、活動拠点の提供という形の支援が行えればと考えています。
また、こうしす!と舞台を共有する作品(例:NebulAIシリーズ、こうしす!スピンオフ、書籍等)の制作や、その他こうしす!の二次活用(グッズ販売等)、展示会の実施を行うことが考えられますが、詳細は未定です。
こうしす!の二次活用にあたっては、フリーライドになってしまわないよう、何らかの形で、こうしす!制作プロジェクトやこうしす!の協力者の皆様に還元できるような事業を行いたいと考えています。
ただし、税務処理を適正に行うため、税務処理の方針が決定するまでは、新会社ではアニメ「こうしす!」本編制作への関与は極力行わない予定です。